----------------------------------------------     歌声合成ツール UTAU     Ver0.3.00 α4 テスト版 【著作者】 飴屋/菖蒲 【サポート】 http://utau2008.web.fc2.com/index.html 【掲示板】 http://utau2008.bbs.fc2.com/ 【UTAU@Wiki】 http://www10.atwiki.jp/utau2008/ ---------------------------------------------- ■はじめに αテストの機能  α1.自動連続音モード  α2.デフォルト音声のDLL化   原音のプロフィールにSetupボタンがあります。   ここで波形の生成オプションが設定できます。  α3.「バッチを使わない」「resampler.dll使用」では、   DLL化デフォルト音声が歌わなかったのを歌うようにした。  α4.原音設定で原音を鳴らせるようにした。   単純なDLL化原音のサンプルを添付した。   その他DLL周りの整理・修正。 ■テスト機能以外のα1以降の修正(Ver0.2.72に反映予定) 追加機能 ・エンターで歌詞入力をオプションにした。通常はShift+エンター。 ・ctrl+Lで選択した音符以降を全て選択 修正事項 ・手前の更に前が休符で、手前のピッチカーブの一番左の操作点が手前の音符の先行発声より手前にあり、  操作点のY座標を変更している場合、そのY座標の変更が対象の音符に反映されない ・エンベロープエディタで入力した先行発声とオーバーラップが音符に反映されない ・音符が上方に画面からはみ出している時、再生カーソルが表示されない ・原音設定で、ファイルを消去したエントリを選択して「エディタを起動」すると違うwavファイルの波形が出る。もしくは「0で除算しました」になる。 ・母音結合で手前の音符がレンダリング時にずれることがある ■自動連続音モード(仮)とは UTAU Ver0.3.00αテスト版の画面右下に[R]ボタンがあります。 ここで自動連続音モード(仮)に切り替えます。 プロジェクトに連続音の音源を選択した上で、 音符に今まで通り「あ」「い」「う」などと入力しておくと、 連続音の「- あ」「a い」「i う」等の音源が自動で選択されるようになります。 この際、原音設定でオーバーラップに設定した範囲は 必ずエンベロープのp1とp4でクロスフェードされます。 ただしオーバーラップが0の箇所は変更されません。(事前に設定されている値が残ります) エンベロープが変更されるタイミングは再生時もしくはレンダリング時です。 エンベロープの変更はは一番右の点の「位置」と一番左の点の「位置」が自動で設定される他は 「出来るだけ現状を維持」しようとします。(完全ではありません) 「* あ」のようなエイリアスを作っておくと、手前に音符がある場合に選択されます。 ただし、「e あ」等の一致する連続音エントリがある場合、そちらの方が優先されます。 これは単独音で母音結合を自動で行う場合、 連続音と単独音を併用する音源で母音−母音は母音結合する場合、 単独音で「中間の発音」と「頭の発音」を使い分ける場合等に有効です。 ■自動連続音モード(仮)使いかたなど。 先行発声・オーバーラップ・STPは空白にしておくのが基本です。 この場合「クロスフェード最適化」をかけるとSTPに補正値だけが入り、 残りの先行発声・オーバーラップSTP補正分は再生時に自動で計算されます。 もちろん値を設定すればしたで「それなり」に動作します。 勝手にエンベロープが変わるので、色々音源を試してみる場合は 再生前にエンベロープの初期化をすることを推奨します。 どの音が選ばれたか確認したい場合は ctrl + G 等で原音設定を見てください。 基本的にまだ「ベタ打ちが優遇されるモード」ですが、 いろいろ使い道を模索してみてそれをフィードバックしていただければ、 今後の開発に生かせると思います。 ■デフォルト音声のDLL化 あんまり表からは判りません。 音符に適当な文字列を入れてもそれがAquesTalkで発音可能だと勝手に 周波数表を作成して音を鳴らしてしまいます。 この改造に伴って ・音リスト→frqからリストを作る機能を付けました。 ・原音設定→エントリーを、複製ではなく、ファイル名を指定して新たに作るメニューを追加しました。 以下はVer0.2.71のreadmeを流用。 ■動作環境  以下の環境にて動作確認。  WindowsXP Professional SP2、Pentium4 2.66GHz 1GB RAM  Windows Vista  (Windows Vista 確認のみ)  ※これより低スペックや、古いバージョンのOS(WindowsNT、Windows98SE等)でも   「動作した」との報告がありますが、未確認です。  VisualBasic6.0ランタイムが必要です。  インストーラ版では同時にインストールされますが、  zip版をダウンロードした場合は別途入手してインストールしてください。  http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se188840.html  VisualBasic6.0ランタイムは一つのOSに対して一回だけインストールすれば大丈夫です。 ■著作権  本ソフトウェアの著作権は飴屋/菖蒲が保有しております。(※)  ※インストール時に展開されるAquesTalk.dll及び、zip解凍モジュールの一部を除く。   ■免責事項・注意事項  本ソフトウェアは現状有姿の状態で提供され、  本ソフトウェアの使用あるいは動作に対して作者は一切保証をいたしません。  作者は本ソフトウェアのバージョンアップ、不具合修正の義務を負いません。  本ソフトウェアの利用はユーザーの責任において行うものとし、  本ソフトウェアの利用(コンピュータへのインストール及びソフトウェアの使用)  によって発生した如何なる損害についても作者は一切補償の義務を負わないものとします。  本ソフトウェアを使って製作した楽曲等を公開する場合には、  こちらには連絡や許可申請は必要ありません。  ただし付属の音源以外を使用する場合には各音源に定められた  使用許諾契約の諸条件に従わなくてはなりません。  音源の著作者とのトラブル等、何らかの問題が発生してもツールの作者としては  一切責任を負いません。  **言うまでもないことですが、楽曲の著作権にも十分お気をつけください。 ■配布内容  readme.txt このファイルです  program.txt MIDIのコントロールチェンジ定義ファイル  utau.exe GUIフロントエンド。これを起動してください。  resampler.exe 音声加工を行うプログラム。utau.exeから使用されます。  wavtool.exe 音声加工を行うプログラム。utau.exeから使用されます。  resampler10.dll 音声加工を行うプログラム。utau.exeから使用されます。  wavtool2.dll 音声加工を行うプログラム。utau.exeから使用されます。  utool.dll utau.exeから使用されます。  plugins プラグイン用フォルダ  voice 原音ファイル用フォルダ  voice\uta AquesTalkで合成した音声ファイルの入ったフォルダ。 ■転載について  配布アーカイブまたはその一部を無断で再配布することはできません。  再配布には作者の許可が必要です。  再配布の許可は一つの配布媒体・配布バージョンについて個別に出されるものとします。  (この際、配布形態・配布時期も明示していただく必要があります)  なので、例えば雑誌収録などで連載する場合、各回毎に、  配布したいバージョンについて許可を得なくてはなりません。  詳細は作者までお問い合わせください。 ■連絡先等 【著作者】 飴屋/菖蒲 【E-Mail】 ameya.yokocho@gmail.com 【サポート】 http://utau2008.web.fc2.com/index.html 【掲示板】 http://utau2008.bbs.fc2.com/ 【UTAU@Wiki】 http://www10.atwiki.jp/utau2008/ ■謝辞 デフォルト音声の生成には AquesTalk を使用しています。 (株)アクエスト(http://www.a-quest.com/) zib解凍モジュールはzlibライブラリを利用して作成しています。 zlib公式サイト(http://www.zlib.net/) ■履歴 2010/02/11 v0.2.71 以下を修正 ・エンベロープエディタで手前の音符が短くて自動調整がかかるとき、エンベロープを正確に表示しない ・エンベロープエディタで一番最初に置いた音符(手前に休符無し)の先行発声とオーバーラップが0として扱われる ・レンダリングで手前の音符が短くて自動調整がかかり、かつ手前と自分でテンポが変わるとき自動調整が失敗してタイムラインに誤差がでることがある ・選択解除して「パラメータ自動調整を適用」をすると「インデックスが有効範囲にありません」 ・音源フォルダドロップの切り替えるかどうか問い合わせるダイアログにOKボタンしかなくてキャンセルできない ・音源フォルダドロップで音源を変えた時キャッシュがクリアされない ・最後の音符まで含めて(最後に休符無し)パラメータの自動調整をすると「インデックスが有効範囲にありません」 ・Quantizeを(なし)にして音符の長さを変更すると、予期せぬエラー:0で除算 ・Mode2のポルタメントがテンポ境界をまたぐと操作点の位置が狂う→始点と終点は合うように修正。ただしピッチ曲線は正確でない ・音符が選択されていない状態でプラグインから音符を挿入すると「インデックスが有効範囲にありません」 2010/02/03 v0.2.70 ・Mode2の右クリックメニュー「点を増やす」「点を減らす」の動作をより直感的にした ・選択範囲に名前を付けて記録 ・レンダリング時の自動調整を画面に反映 ・自動調整がかかる場合、各組み込みツールでの調整を自動調整後の数値に対して適用されるようにした ・子音速度に対応していない箇所の修正多数 ・自動調整・子音速度・STP・テンポ変更に対する各種動作の見直しと修正 ・プロジェクト読み込み後、原音パス・エンジンへのパスが無効だとプロジェクトの設定を開く ・プロジェクトの設定で無効なパスを赤色にする ・周波数表作成でもDLL使用(隠し機能は除く ・以下の修正  oto.iniのエントリが無効or歌詞が無効な音符でピッチエディタを開こうとすると「予期せぬエラー」  非常に短い音符にビブラートが設定してあると再生時に「除算エラー」が起きる  プロパティの原音値ボタンを使うと常にprefix.mapの適用されてない値になってしまう ・その他、細かい調整 2010/01/14 v0.2.61 ・インストール機能のセキュリティアップデート ・クォンタイズの不可解な動作を修正 ・ピアノの音名表示→切り替え # ♯ b ♭ ・プロジェクトの設定でエンジンのパスが無効なとき色を変える ・おま☆かせのモジュレーションがドラッグで変な動作をするのを修正 ・おま☆かせのリソースでフレームタイトルが出ていなかったのを修正 ・おま☆かせのオプションボタンのリソ−スを変更するとエラーで開けなくなるのを修正 ・PrefixMapエディタのリソース置き換えが機能してなかったのを修正 ・オプション「歌詞変更時に原音から先行発声・オーバーラップ値をコピーしない」が保存されないのを修正 2010/01/10 v0.2.60  レジストの仕組みを実装。  音源・プラグインインストール機能  原音設定のスペクトラム表示  子音速度パラメータの実装  コアエンジン部のDLL化  画面周りのUI強化(ピアノ機能・ラベル機能他・MODE2コンテクストメニュー他)  再生時の音符ハイライト実装  オプションで歌詞置換が選択範囲を突破出来るように修正  他。 09/12/02 v0.2.50 beta4 09/12/01 v0.2.50 beta3 09/11/30 v0.2.50 beta2 09/11/29 v0.2.50 beta1 09/10/23 v0.2.49 リソースファイル出力、他細かい修正。 09/10/15 v0.2.48 原音チェックレポート 09/10/14 v0.2.47 原音設定周りの不具合修正 09/10/11 v0.2.46 AIFF対応、 原音設定ダイアログの表示、 自動調整の適用機能、overlap値クロスフェード機能、 クロスフェード最適化機能、エンベロープの一括初期化機能 その他細かい修正。 09/06/01 v0.2.43 タイムラインの誤差・ポルタメントの点の動作修正、 音符のデフォルト基本設定追加、他 09/05/01 v0.2.41 不具合修正他 09/04/29 v0.2.40 ピッチコントロールモード2 MIDIステップ入力・入力時にMIDIを鳴らす おま☆かせ に設定の保存機能 タイムライン計算に誤差が出る不具合を修正 09/03/24 v0.2.36 エンベロープの点を増やす ust内の音源表記に関する修正 SurffixBrokerを更新 09/03/10 v0.2.35 UNCの扱いに関する不具合を修正 サブディレクトリの原音を認識しないことがあるのを修正 SurffixBrokerに"?"を付けたり外したりするオプションを追加 09/02/28 v0.2.34 カタカナ対応の抜けを修正 原音の設定でフォルダ構成の違う設定を読み込むとUTAUが落ちる→修正 stp、オーバーラップ、先行発声をマイナス値に対応 プラグインのインターフェースの修正 AppendをUNDOできるようにした 09/02/22 v0.2.33 おま☆かせ ボタンの一部が保存されないのを修正 エンベロープエディタ 次の音符の影響を無視していたのを修正 原音設定 設定の保存機能を追加 ピッチエディタ カット&ペースト機能を追加 歌詞のカタカナ対応(キャ等を一音扱い) 矢印キーでノート移動、Enterで歌詞入力 gフラグの設定値を内部的に-100〜+100に制限 異常エンベロープでもエラーで音抜けしなくした(無理やりレンダリング) 09/02/14 v0.2.32 原音設定面・原音ファイルリスト・周波数表の編集・おま☆かせ等を更新、 編集時の操作性に関する修正、他。 09/02/07 v0.2.31 画面の拡大率を変えると音符の移動が出来なくなることがあるのを修正 「先頭の音符へ移動」「最後の音符へ移動」ボタンとメニューを追加 「始音から終音まで選択する」メニューに追加 複数音符の音階変更を切り替えられるようにした。 編集操作関連で動作の怪しいところを修正 アクティベーション試験終了 09/01/25 v0.2.30 テンポ周りの動作及び表示の修正、 変更あり印の表示、ツールメニューの階層変更 右クリックメニューにツール・プラグイン、 音名サフィックスを変える仕組みを追加、 音符の直接入力モード実装、単独音符を左右へ移動、複数音符の音階をドラッグで変更、 音符を削除して減らした場合、最後の音符の後にゴーストが発生するのを修正 アクティベーションの仕組みを実装。 エンジンの内部的不具合を修正。 08/12/18 v0.2.09 先行発声か空白時の動作の不具合修正 プラグイン処理の不具合修正 ボタンの一部を画像にした ノート結合時、先頭にRがあった場合の動作、他。 08/11/17 v0.2.08 ピッチ処理にバグ。prefixmapエディタ実装。 08/11/10 v0.2.07 各種不具合修正他 08/11/06 v0.2.05 各種不具合修正 08/11/01 v0.2.04 原音設定の使い勝手・ピッチデータを圧縮・検索機能・その他 08/10/15 v0.2.00 ベータ版 08/09/09 v0.1.87 おま☆かせツールを実装。原音名表示のバグを修正。 08/08/12 v0.1.86 AquesTone用smfのエクスポート(仮) エンジン部をちょっとだけ改良 「波打たせる」にオプション追加。 メイン画面左上に現在の原音名(クリックすると原音のプロパティ) リドゥ出来るようになりました。 08/07/20 v0.1.85 「自動で波打たせる」を実装。音声伸縮エンジン(resampler.exe)をちょっと改良。 08/07/11 v0.1.83 オーバーラップ関係の細かい不具合を修正 08/06/30 v0.1.82 『人力ボーカロイド支援ツール』というが残っていたの修正。 1022回以上操作するとUNDOバッファが溢れて誤動作するのを修正 MIDIエクスポート:連続する休符を正しく出力できなかったのを修正 MIDIエクスポート:歌詞に?が入っていたら取り除く 08/06/03 v0.1.81 『人力ボーカロイド支援ツール』という名称を廃止しました。 wav生成後、プロジェクトが保存されないことがあるのを修正 プラグインのデータ受取方法を変更。 08/05/30 v0.1.79 resampler.exeの安定化・曲線表示のstp対応他。 08/05/24 v0.1.77 ピッチエディタの機能拡張、母音結合ツール他。 08/04/27 v0.1.75 先行発声、音素オーバーラップ他、編集モード、プラグイン、他多数。 08/03/30 v0.1.63 MIDI、VSQインポート・編集機能強化・先行発声・エンベロープ、          Vistaで再生できない不具合に対応。他、詳細は暫定サポートページに。          08/03/15 v0.1.52 音声伸縮エンジン(resampler.exe)を差し変えました。 旧版(resampler2.exe, resampler2.exe)の同梱は意味が無いのでやめました。 08/03/10 v0.1.49 色々変えた。 08/03/08 v0.1.43 歌詞置換が選択範囲を突破するの修正。 XP文字化け対策(MS Pゴシックで化ける→MS ゴシックに) 08/03/06 v0.1.39 公開